OSAKA / SYNCING

PROJECT INTERVIEW / 03

世界観を保ったまま、相談まで迷わないサイトへ。

映像・文章・UIを一つの体験へつないだWeb改善。見た目と情報設計を分けずに考えたプロセスを紹介します。
“映像、文章、Webの動きが同じ意図でつながり、こちらが伝えたかった空気まで形になったと感じています。”
Webリニューアル / PROJECT MANAGER
WEB RENEWALの制作風景
匿名のお客様を表すモノクロイラスト
CUSTOMER VOICE / ANONYMOUS

Webリニューアル / PROJECT MANAGER

守秘に配慮した編集要約です。アイコンはご本人の写真・似顔絵ではありません。

01

印象はあるのに、次の行動が見つからない

既存サイトには特徴的なビジュアルがありましたが、初めて訪れた人が実績、サービス、プロフィール、問い合わせをどの順番で見ればよいか分かりにくい状態でした。表現を弱くして一般的なサイトへ寄せるのではなく、世界観を入口として残しながら、必要な情報へ迷わず進める構造を考えました。

まず応募先の担当者、制作相談を検討する企業、過去の実績を確認したい人など、主な閲覧者ごとに知りたい内容を洗い出しました。ページ数を増やす前に、トップで全体像が分かること、詳細から同じ場所へ戻れること、いつでも相談導線が見つかることを優先しています。

02

トップページを案内板として設計する

ファーストビューでは、何をしている人なのかを短時間で伝え、その直後にABOUT、WORKS、Service、VOICE、BLOG、CONTACTの入口を置きました。作品だけを見たい人と、進め方を知りたい人が同じ順路をたどる必要はありません。各セクションに詳細ページへのリンクを用意し、トップページだけでも全体像を把握できるようにしています。

ヘッダーとフッターには同じ主要ナビゲーションを置き、長いページの途中でも現在地を失わないようにしました。作品詳細では一覧へ戻るリンクと次の作品へのリンクを分け、閲覧者が比較を続けるか、別のカテゴリへ戻るか選べます。

03

動きは装飾ではなく、関係を伝えるために使う

スクロールアニメーションや映像は、クリエイターとしての表現力を見せられる一方、情報を隠したり操作を遅らせたりすると逆効果です。見出しと画像の関係を示す場面、カードの選択状態を伝える場面など、動きに役割があるところへ絞りました。文字が読める前に消える演出や、マウス位置だけで色が変わるフィルターは使っていません。

カバー画像は本来の色と明るさを保ち、文字を重ねる場合はコントラストを検証します。モノトーンのレイアウトは余白、罫線、文字サイズの差で情報の階層をつくり、装飾がなくてもどこから読めばよいか分かる状態を目指しました。

04

実績は一覧と詳細で役割を分ける

一覧ではカテゴリ、カバー、短い要約を使って比較しやすくし、詳細では課題、担当範囲、判断、成果物を順番に説明します。映像作品はページ内で再生できるようにし、外部サイトへ移動しなくても内容を確認できる設計にしました。Web実績は公開URLと画面を並べ、何を担当したかを本文で補います。

作品数が増えても探しにくくならないよう、カテゴリ選択をURLへ保持します。詳細から一覧へ戻ったときも選択していた棚へ戻れるため、応募担当者や相談者が複数作品を比較しやすくなります。

05

レスポンシブを縮小ではなく再配置として考える

PCの二列構成をそのまま小さくすると、文字が見切れたりメニューが画面外へはみ出したりします。スマートフォンでは、読む順番に合わせて一列へ並べ、見出しの最大サイズ、余白、画像比率、タップ領域を個別に調整しました。英単語の不自然な途中改行を避け、横スクロールが必要なフィルターには端が続いていると分かる見せ方を用意します。

キーボード操作、見出し構造、代替テキスト、動きを減らす設定にも配慮しました。視覚的な完成度だけでなく、必要な情報へ到達できることをサイト品質の一部と考えています。

06

世界観と分かりやすさは両立できる

改善後は、特徴的な映像やタイポグラフィを残したまま、初めての閲覧者が実績、サービス、人物、相談方法を順に確認できる構成になりました。派手な演出を増やすのではなく、情報の位置と移動先を明確にしたことで、クリエイティブな印象と企業担当者が判断しやすい実用性をつないでいます。

ここで紹介している評価は実際の制作記録を匿名で編集した要約です。顔アイコンは本人写真ではありません。公開後も端末幅、リンク、フォーム、動画再生を定期的に確認し、作品やサービスの追加に合わせて情報設計を更新します。

07

K.S CREATEが、お客様の声を掲載する理由

制作実績の完成画面だけでは、相談前に何へ迷い、どのように判断し、公開後にどう使えるようになったかまでは分かりません。このページでは、成果物の自慢ではなく、依頼する方が進め方を判断できるように制作の過程を残しています。要件が固まっていない相談でも、目的と対象から一緒に整理し、撮影、編集、Web、AIの中から必要な手段を組み立てます。

掲載している文章は、実際のプロジェクトでいただいた評価と制作記録をもとに、守秘義務へ配慮して固有名詞、人物、数値を伏せた編集要約です。実在しない成果や発言を追加していません。顔のイラストはお客様本人の似顔絵ではなく、匿名性を保ちながら案件ごとの立場を伝えるための象徴表現です。具体的な担当範囲は各制作実績で確認できます。

依頼先を比較する方にとっては、完成物の好みだけでなく、相談をどう受け取り、どこまで一緒に考え、確認時に何を基準にするかも重要です。各記録では、良く見せるための抽象的な言葉を増やさず、実際に行った整理、撮影、編集、実装、運用準備をできるだけ具体的に書いています。似た課題を持つ場合の相談材料としてご覧ください。

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